就職なんて運だよ!と言われることもあります。これはいったいどのようなことでしょうか。

 

似たものに、アパートなどの賃貸物件探しも運だといわれます。正確には、「2割の行動と8割の運」なんていわれることが多いようです。

 

賃貸物件は、時期によっては良い物件は数十分単位でどんどん決まっていきますし、一方で新しい物件もどんどん出てきます。出ては消え、出ては消えが毎日繰り返されている。

 

その意味では、良い物件に当たるかどうかは極めて運の要素が強い。だからといって、何もせずに待っていても物件の方から自分のところへ寄ってくるということもない。

 

行動をしっかりとしたならば、物件の方から、あるいは不動産屋の方から情報が寄せられることはあるでしょう。

 

つまり、しっかりと行動したならば、あとは少なからず自分だけではどうすることもできない要因があるということを理解した上で、待つことも重要であるということです。自分の思い通りに行くのは自分の意志で行動するところだけです。

 

それ以外は、基本的にどうなるかは分かりません。つまり、これを「運」と言っています。

 

言い方を換えれば「なるようになる」というのも似たことです。これは何もしないで何とかなるということを示唆しているわけではありません。

 

自分のできることをしっかりと行ったうえで、後はなるようになるということをいみしているのです。

 

自分の中で悔いのないレベルまで行動することが、結果的に運という「結果」に繋がるということなのです。

これだけインターネットが普及してくると、嫌でもいろいろな情報が入ってきます。

 

しかし、情報をしっかりと取捨選択する軸を持たないと、自分の中で柱がブレていったい何をすれば良いのか分からない状況になってしまいます。

 

これでは、就職活動そのものに支障をきたすことは明白でしょう。

 

自分の軸を持つ 例えば、友人がうまくいった就職活動の情報を得たとしても、それが必ずしも自分に当てはまるとは限りません。

 

就職試験というのは、企業によって対応策は変わります。また、自分がどのような人物かによっても、対応方法が変わります。ならば、企業の数×受験者の数だけ対応方法があるということです。これは、ほぼ無限大のバリエーションを示唆しています。

 

だとすると、大切なのは、自分なりの軸をしっかりと持つことなのです。

 

これがないと、さまざまな情報に振り回されてしまって、結局いろいろなことをやったけれど、何も残らずに、いったいなんだったのか自分の中で虚無感に襲われてしまう。それならまだましな方で、最悪は自己嫌悪や自己否定につながっていくことになります。

 

そんなことで自信を失っているようではまったくの無駄ということがいえます。でも、そういった状況を招いているのは自分なんですよね。

 

情報といのは、自分にとって価値のあるものを情報というのであって、自分が振り回されているのであればそんなのは情報ではなく、「ノイズ」にしかすぎません。

 

毎日、就職のことを考えてがむしゃらになるのを否定するつもりはもちろんありませんが、一度、自分の中で「軸」について考えてみると、何をすべきか見えてくることがあります。

 

時には立ち止まって頭の中を整理することは非常に大切なんですね。

 

就活は大変だ!というのが共通認識でしょう。

 

しかし、よく考えてみれば、就活というのは意外と怖いものでもあります。というのは、例えば大学は出口ではなく入り口です。つまり、社会に出る為の準備としてのものですから、どこの大学に入るかということは入り口の問題であって、そこからまた可能性は広がっています。

 

一方、就職というのは、入り口というよりも、大学などを通過した出口に近いイメージです。となれば、まずは手ごろなところに就職をして、次にステップアップして・・・という考えはなかなか持ちにくい。

 

実際には、いろいろな企業を渡り歩いて、ステップアップしていく人もいます。しかし、そういった野心家はそれほど多くはないでしょう。

 

将来は起業、創業するという前提で、どこかの企業に就職するという選択肢を抱いている人もそれほど多くはありません。

 

つまり、どこに就職するのかというのは、多くの場合、自分の将来を決めるという選択を行うことでもあります。

 

もちろん、長い人生の中で、しかも今のような時代であれば、いったん就職すればそれで終わりということではありません。でも、転職云々といっても、実態としては転職をする人の方が少ないわけで、それも多くの場合には、会社自体が倒産したという非自発的な要因によるものです。

 

雑誌とかを見ていると、いかにも転職をしている人が多いような印象を受けることがありますが、それが必ずしも一般的ということではありません。

 

多くの場合、最初でどこに就職するのかということは、それ以降の人生に大きな影響を与えます。

 

就活というものを、入り口と捉えるのか、出口と捉えるのか。どちらが良いとか悪いということはありませんが、出口として捉えたほうが、将来の可能性を柔軟かつ選択肢を広げることになります。

 

かといって、就活がすべてではないということももちろん事実です。

 

要するに、常に瞬間瞬間をベストで対応していくことが、それ以降の人生を充実したものにするということなのです。後悔だけはしないようにするという発想が就活には必要でしょう。

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